ヘルパースプリング/テンダースプリング の必要性 @

ネジ式車高調(全長調整式ではないタイプ)にて、設定したい車高にセットすると、 ジャッキアップ時に、スプリングの遊びが発生する場合。

ネジ式車高調の場合、ヘルパースプリング/テンダースプリングを使用せずに、車高を下げる方向に スプリングシートを調整すると、ジャッキアップ時に、スプリングの遊びが発生することがあります。

そこで、ヘルパースプリング/テンダースプリングを使用すると、下図のようにジャッキアップ時に スプリングの遊びを発生させることなく、車高を下げることが可能となります。




  • ● 車高が下がる方向にスプリングシートを調整しても、ヘルパースプリング/ テンダースプリングを装着すると、0G状態でのスプリングの遊びが抑制 されます。 調整幅は、ヘルパースプリング/テンダースプリングのストローク量 (自由長 − 密着長)までとなります。

    ● スプリングシートの位置は、
    1) 車高を下げる分
    2) ヘルパースプリング/テンダースプリング の密着長分
       (スプリングが線間密着したときの高さ)
    3) ヘルパーシートの厚み分

    上記の合計分、下方に移動しますので、その部分にネジが切ってあることと、 タイヤ/ホイール、スタビ等、干渉物がないことが、装着の条件となります。

      0G状態 と、1G状態 の違いについて