ヘルパースプリング/テンダースプリング の必要性 A

ネジ式車高調/全長調整式車高調ともに、スプリングに遊びを発生させず、
リバウンドストロークを長く設定したい場合。

ヘルパースプリング/テンダースプリング を使用しない場合、0G → 1G にて、メインスプリングが縮む量 のみが、リバウンドストロークとなります。
(スプリングに遊びが発生していない場合)また、このリバウンドストロ−ク量は、スプリングレートが高くなると、縮む量が少なくなることから、小さくなります。

対して、ヘルパースプリング/テンダースプリングを使用するとスプリングレートに左右されず、任意にリバウンドストローク量を設定することが可能となります。

0G状態 と、1G状態 の違いについて


  • ● スプリングレートが高いとリバウンドストロークは小さく、スプリングレートが低いとリバウンドストロークが大きくなります。
    (リバウンドストローク量は、スプリングレートで決まりますので、任意に調整ができない)

     リバウンドストロークについて



  • ● 全長調整式ダンパーの場合、スプリングレートに左右されず任意にリバウンドストローク量を設定することが可能。
    調整幅は、ヘルパースプリング/テンダースプリングのストローク量(自由長 − 密着長)までとなります。

     リバウンドストロークについて

    ※ ネジ式車高調の場合は、設定する車高により、リバウンドストローク量が決まりますので、任意にリバウンドストローク量を設定することは、できません。