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LAP.10 適正なスプリングレートF (クイズ ダウンフォース)

GTウイング、カナードを始めとする、ダウンフォースを増加させる空力部品。
今回は、空力部品とスプリングレートの関係を問題にしてみましょう。


では、問題です。


エアロパーツ、GTウイングを装着して、ダウンフォースが向上しました。


交換前のバランスと同じようにするには、交換後のスプリングレートは、今より硬くなりますか?
それともやわらかくなりますか?




<正解はコチラ>













































































これは、軽量化とまったく反対な考え方で、スプリングが支える荷重が大きくなりますので、
スプリングレートは硬くなる方向です。


でも、硬くする量の決定は非常に難しいのです。
なぜなら、ダウンフォースは、スピード域によって量が変化するからです。
バネレートを、高速域に合わせるのであれば硬くしますが、低速域に合せるのであれば、
変更しなくてもかまいません。


まったく余談ですが、ダウンフォースの話を少ししましょう。
まず、みなさんよくご存知のGTウイング。
GTウイングは、ダウンフォースのほとんどをウイングの中央部分ではなく、ウイングステーから外側のウイング両端で発生させています。ですから、サイドガラスを空けると、ダウンフォースは落ちてしまうというわけです。だからGTカーは、暑くてもサイドガラスを閉めて走行するのです。


あと、フロントバンパーに装着するカナードは、フロントのダウンフォースを発生させるのにとても有効なパーツですが、発生するダウンフォースに対して、ドラッグ(抵抗)が、とても大きいというデメリットもあるのです。


また、GTウイングだけを取付けた場合、リアのダウンフォースが増えるだけではなく、
フロントのダウンフォースが装着前に比べて少し減ることはあまり知られていないと思います。
よって、よりU/Sの方向が強くなる場合があるのです。


サスペンションと同様に、空力もバランスが大切ということですね。


以上、余談でした。
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